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春駒は庭の桜繫ぎとめ駒が勇む花が散り候

向かい小山の小百合の花莟んで開く 花をひろげろ花をひろげろ

入違い



鹿島から切り伏し習の文が来た 己も習え鹿島切伏し

鹿島立ち

此の里に如何なる山達めぐり来て稚き鹿の胸をさわがす

鉄砲踊

此程は谷を隔てて会われぬを 今こそめじし会うや嬉しや

此程(このほど)

奥山にめじしをば隠しおかれた 隠しおかれた

山隠

荒金は剣と造り刃をつけて松にからむ蔦を切らばよ

荒金(厄病除)

春駒(豊年踊)

とさを踏まばや とさは港の船路越え今こそ入れろ

十三(とさ)

連々は山田の案山子と目を醒めて心静かに遊べ友達

案山子踊り

これのお庭にめじしをば隠しおかれた 隠しおかれた

女鹿かくし

お庭を よりとて 心そらすな 鹿の八連れ

後庭

参りて お庭を 見もうせば 四方や四角の 枡形の庭

先庭

唄集